― 固定費を消すという選択 ―
リゾートバイトというと、
「短期で稼ぐ」「若いうちだけ」「体力勝負」
そんなイメージを持つ人が多いと思います。
ですが、このブログでは
リゾバを 稼ぐための手段 というより、
生活を軽くするための装置 として捉えています。
サイドFIREを目指す上で、
この視点はとても重要だと感じています。
リゾバ=稼ぐため、ではない
サイドFIREを考え始めると、
多くの人がまず「収入を増やすこと」に意識が向きます。
もちろん収入は大切です。
ただ、それ以上に影響が大きいのが 固定費 です。
- 家賃
- 食費
- 光熱費
これらが毎月自動的に発生する生活では、
どれだけ収入があっても
「働き続ける前提」から抜けにくくなります。
リゾバは、この固定費を
構造的に消せる数少ない選択肢の一つです。
固定費が消えるインパクト
宿・食費・光熱費がかからない生活になると、
お金に対する感覚が大きく変わります。
- 毎月いくら稼がなければならないか
- 仕事を休んだらどうなるか
- 少し立ち止まる余裕があるか
こうした不安の多くは、
固定費が原因になっています。
固定費がほぼゼロになることで、
「少ない収入でも成立する状態」 が
先に手に入ります。
これは、
サイドFIREを考える上で
かなり大きなアドバンテージです。
支給額より「手残り」を見る
リゾバでは、
都会の仕事と比べると
支給額そのものは高くないケースもあります。
ただし重要なのは、
そこから何が引かれるかです。
都会で一人暮らしをしていると、
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 交通費
が、ほぼ自動的に差し引かれていきます。
一方、リゾバでは
生活コストが極端に低いため、
収入の多くをそのまま残しやすい。
「稼いでいる感覚」よりも、
「ちゃんと残っている感覚」
に近いのが特徴です。
プライベートは意外と守られる
リゾバというと、
プライベートがほとんどないイメージを
持たれることもあります。
実際には、
- 個室の寮が用意されている
- 一人の時間が確保できる
といった環境も少なくありません。
もちろん場所や条件によりますが、
想像よりプライベートが保たれるケースも多い
というのは、実際に生活して感じた点です。
都会一人暮らしとの違い
都会での一人暮らしは、
- 自由度が高い
- すぐにどこへでも行ける
一方で、
- 固定費が重い
- 誘惑が多い
- なんとなくお金を使いやすい
という側面もあります。
リゾバ(特に地方)では、
- 固定費が非常に軽い
- 周囲の誘惑が少ない
- 移動に時間がかかる分、無駄遣いしにくい
といった特徴があります。
この「環境による節制」は、
意志の力に頼らないという意味で、
サイドFIREと相性がいいと感じています。
サイドFIREと相性がいい理由
リゾバがサイドFIREと相性がいい理由は、
次の点に集約されます。
- 固定費を気合ではなく構造で下げられる
- 少ない収入でも生活が成立する
- 働く期間と休む期間を切り分けやすい
- 投資を生活を崩さず続けやすい
一生リゾバを続ける、という話ではありません。
選択肢として使える状態を作る
そのための手段として、
非常に現実的だと感じています。
注意点:誰にでも向いているわけではない
もちろん、
リゾバが合わない人もいます。
- 一人の時間を最優先したい
- 住環境に強いこだわりがある
- 人との距離感が大きなストレスになる
このブログでは、
リゾバを唯一の正解として扱うつもりはありません。
あくまで
固定費を下げる一つの選択肢として紹介しています。
まとめ
リゾバは、
「稼ぐための仕事」ではなく、
固定費を消すための選択肢です。
固定費を下げることで、
- 働き方の自由度が上がる
- お金の不安が小さくなる
- サイドFIREが現実的になる
この感覚を、
実体験ベースで記録していくのが
このブログの役割です。
具体的な環境や生活の細かい話は、
別の記事で詳しく書いていきます。
実際にどんな生活をしているのかについては、
リゾバを始めての実体験を別の記事で書いています。
