このブログではこれまでにも、
サイドFIREを目指す中で感じている不安について書いてきました。
固定費を下げ、
リゾートバイトという環境に入り、インデックス投資での積立を始めた。
設計としては合理的だと思っている。
それでも不安がゼロになったわけじゃない。
そういう話は、すでに書いています。
それなのに、
改めてもう一度このテーマについて書こうと思ったのは、
最近、その不安の正体がもう少しはっきり見えてきた気がしたからです。
今回は、
「将来が不安」「投資が不安」といった表面的な話ではなく、
もう少し奥にある感情まで含めて、今の正直な気持ちを書いてみようと思います。
設計としては、やっぱり合理的だと思っている
前提として、
今の生活やサイドFIREの設計を「失敗だ」とは思っていません。
家賃や水道光熱費、食費といった固定費がほとんどかからず、
一般的なサラリーマンよりも積立に回しやすい環境にいる。
インデックス投資を軸に、長期で資産を積み上げていく。
理屈としては、
かなり筋の通った選択だと思っています。
ただし、
帰国してからまだ数ヶ月。
積立投資も始めて間もない。
結果について語れる段階ではありませんし、
「これで将来は安泰」と言えるほどの確信もない。
生活は落ち着いてきたけれど、不安が完全になくなったわけではありません。
不安の正体は「失敗」じゃなく、プライドかもしれない
最近感じているのは、
この不安は
今の選択が間違っているから生まれているわけじゃない
ということです。
もっと単純で、もっと個人的な理由。
たぶん、
自分のプライドが邪魔している。
地元では偏差値が高いと言われる高校に進み、
同志社大学を卒業し、
全国区の大企業に入り、
転職を経て年収1000万円台の収入を得ていました。
20代を振り返れば、
ある意味かなり順風満帆なキャリアだったと思います。
そんな経歴があるからこそ、
海外旅行から帰ってきて、
一般企業に再就職せず、
「リゾバ」という働き方を選んだ今の自分に、
どこかで劣等感を感じてしまう瞬間がある。
頭では納得しているのに、
感情がついてこない。
たぶんこれは、
正しさの問題じゃなく、
これまで積み上げてきた自分像から外れたことへの違和感なんだと思います。
子どもの頃から刷り込まれてきた価値観
自分は、いわゆる一般的なサラリーマン家庭で育ちました。
終身雇用の価値観が当たり前で、
転職するだけでも家族が大騒ぎするような環境。
「いい大学に行って、いい会社に入って、結婚して安定した人生を送る」
そういう価値観が、良くも悪くも自然に刷り込まれてきました。
頭では、
「今の時代は違う」と分かっていても、
体に染みついた感覚は簡単には消えません。
今感じている不安は、
未来への恐怖というより、
変化そのものへの怖さに近い気がしています。
旅に出たときも、同じ葛藤があった
思い返せば、
海外に長期で旅に出る前も、
同じような不安を抱えていました。
職歴に空白ができること。
1000万円の収入を手放すこと。
本当に大丈夫なのか、
何度も考えました。
それでも、
今振り返ってみて、
旅に出たことを後悔する気持ちは一つもありません。
あのとき見た景色や、
出会った人、
そこで感じたことは、
これから先の人生でも、ずっと大切にしていけるものだと思っています。
自分で決断して、
その先でちゃんと良い感情を持てた。
その経験が、
今回の選択にも小さな免疫のように働いている気がします。
「失敗しても終わらない」と知っていること
もう一つ、
今の自分を支えている感覚があります。
それは、
仮にここで失敗したとしても、人生が終わるわけじゃない
という実感です。
世界を旅してきて、
- キャリアが途切れても生きている人
- 日本の常識とは違う生き方をしている人
- 仕事を失っても幸せそうな人
を、自分の常識が破壊されるような価値観や人々を見てきました。
「ここが無理だったら人生終了」
ではなく、
「ここが無理でも、他でいくらでも生きられるし、なんやかんや人生は続く」
この感覚は、
想像ではなく、実際に見てきたからこそ持てたものだと思っています。
サラリーマンに戻っても、不安は消えない
仮に今、
普通にサラリーマンに戻ったとしても、
- 旅が恋しくなる
- 忙しさに追われる
- それでも将来への不安とは向き合い続ける
そんな未来が想像できます。
正社員であることが、
安心を保証してくれる時代でもありません。
どんな働き方を選んでも、
不安と無縁でいることはできない。
だったら、
自分の理想のライフスタイルと向き合いながら、
不安とも付き合っていく方がいい。
今は、そう思っています。
不安があっても、それでもこの道を選ぶ
リゾバの収入が想定より少なかったとき、
正直、不安になることもあります。
ただ、理由も分かっていて、
改善策も見えています。
だからこそ、
「やるだけだな」と思えています。
生活コストが低く、
失敗しても一気に崩れにくい今の環境は、
守るだけで終わる場所ではありません。
投資の知識を深めることもできるし、
別の挑戦をする余地もある。
このブログも、
自分にとってはその一つです。
まとめ|不安があるまま、それでも前に進む
この選択が正解かどうかは、
正直、まだ分かりません。
積立投資の結果も、
これからです。
それでも、
固定費がかからない環境にいて
積立しやすく
会社員では難しい時間の使い方ができている
この事実を考えると、
今の自分にとっては、
この選択でいいと思えています。
不安がなくなったから進んでいるのではなく、
不安があることを分かったうえで、
それでもこの道を選び続けている。
それが、
今の自分の正直な気持ちと立ち位置です。
このブログ全体の設計は、固定費を下げながら積立を続けるという構造を前提にしています。
その全体像は、サイドFIRE設計として別ページにまとめています。

