――固定費という「前提条件」の違い
はじめに|比べたいのは「生き方」ではなく前提条件
都会で一人暮らしをしていると、
「生活しているだけでお金が減っていく」
そんな感覚を持つ人は多いと思います。
自分自身も、30歳まで大阪でサラリーマンとして働き、
家賃・光熱費・食費といった固定費を当たり前のように支払う生活をしてきました。
その後、再就職という選択肢と天秤にかけて選んだのが、
リゾートバイトという環境です。
今回は、
都会一人暮らしと今のリゾバ生活を比べて、
特に「固定費」という前提条件がどう変わったのかを整理してみます。
実際の支出感覚やお金の流れがどう変わったのかを、数字と体感の両方からまとめています。
どちらが正しいかを決める記事ではありません。
ただ、環境が変わるとお金の流れがどう変わるのか、
その違いを実体験ベースでまとめています。
一般的な30代前半・都会一人暮らしの前提
各種調査や転職サイトのデータを見ると、
30歳前後・都会で一人暮らしをする場合、
手取りは月23〜28万円前後がひとつの目安とされています。
そこからの支出は、
- 家賃:手取りの25〜30%(約6〜8万円)
- 食費:20%前後(約4.5〜6万円)
- 貯蓄:10〜20%(約2〜5万円)
という配分になるケースが一般的です。
特別に贅沢をしていなくても、
生活しているだけでお金の使い道が、ある程度自動的に決まってしまう構造だと言えます。
実際の自分の都会生活も、ほぼこの形だった
大阪でサラリーマン生活をしていた頃、
自分の支出もほぼ同じでした。
- 家賃:約12万円
- 平日のランチ:1日1,000円前後
- 水道光熱費:1万円前後
- 朝晩の自炊用食材費:3万円ほど
細かい数字は覚えていなくても、
何もしなくても毎月まとまった固定費が出ていく
という感覚ははっきり残っています。
今のリゾバ生活では、固定費が「勝手に」下がった
現在のリゾバ生活では、
- 家賃:0円
- 水道光熱費:0円
- 昼食:まかない(無料)
- 朝・夜:食材支給で自炊
生活のベースとなる支出が、
環境としてほぼ発生しません。
固定費を細かく管理したり、
節約を強く意識したりしているわけではなく、
そもそも使う場面がないという状態です。
お金の流れが自然に変わった
都会で暮らしていた頃は、
収入 → 生活費 → 残ったら貯蓄や投資
という流れでした。
今は、
収入 → 先に投資 → 残りで生活
という順番になっています。
現在は、
- NISA:月10万円
- 仮想通貨:月2.2万円
を積み立てていますが、
これは気合で捻出している金額ではありません。
固定費がかからない環境にいることで、自然と投資に回っているという感覚です。
消費が減ったのではなく、浪費が起きにくくなった
リゾバ生活になって感じるのは、
消費が減ったというより、
不必要な浪費行為が起きにくくなったことです。
- なんとなくの外食
- 帰り道のコンビニ
- 意味の薄い小さな支出
こうしたお金の使い方が、環境的にほぼ発生しません。
その代わり、
お金を使うときはあらかじめ決めています。
「使うと決めた日に、意図して使う」
例えば札幌に行く日は、
「今日は使う日」と決めています。
普段は行かないような店で食事をしたり、
少しリッチな体験(フェイシャルエステや脱毛)に
1万円前後をまとめて使うこともあります。
毎日の生活で無意識にお金を使うのではなく、
意思をもって使う対象を決めていく。
この使い方のほうが、納得感を持ってお金を消費できている気がします。
まとめ|固定費は「努力」より「環境」で決まる
この生活は、
- 楽して稼げる
- キラキラした自由生活
というものでは決してなく、日々の生活や行なっていることはかなり地味な部類です。
ただ、
- 固定費が勝手に下がる環境に身を置いたことで
- お金の流れがシンプルになり
- 投資が現実的に続けられる
そんな状態といえます。
固定費をけずるためにあれこれ悩むよりも
無理せず、簡単に続けられる環境に身をおく。
それこそが自分にあったやり方のように感じています。

