「新しい選択肢としてのリゾバ」老後のリゾバが急増

人生100年時代の新しい働き方

最近、興味深い記事を目にしました。
中高年のリゾートバイト(リゾバ)が急増しているという内容です。

これまでリゾバは、若者が一時的に体験する働き方というイメージが強かったかもしれません。

しかし今は、50代以上の就業者が大きく増えているそうです。
ある人材派遣会社によると、50歳以上の就業者は5年前の約5倍、10年前と比べると約20倍近くに増えているとのことです。

なぜ今、シニア世代がリゾバを選んでいるのでしょうか。

「退職=引退」ではない時代

記事に登場していた66歳の男性は、大学職員を退職後、鳥取県のスキー場でリゾバに挑戦しています。

住み込み寮は無料。
勤務日は朝昼晩と食事付き。

休日にはスキーや温泉を楽しむ。
「スキーは無料、部屋も食事もあってお金が減らない」

という言葉が印象的でした。

ここで重要なのは、「もっと稼ぎたい」というよりも、

生活コストがかからない環境で働く

という選択をしている点です。

「観光以上、移住未満」という感覚

記事では、リゾバを

「観光以上、移住未満」

と表現していました。

実際、自分が今働いている職場にも50代の主婦の方が来ています。
子育てがひと段落し、
「住み込みで働きながら、スノーボードを楽しみたい」
という理由でリゾバを選んだそうです。

寮費は無料。
食事も付いています。

日中は仕事をし、休日にはゲレンデへ。

観光よりも深くその土地に関わることができる。
でも移住ほど重くない。
期間限定だからこそ、気軽に環境を変えられる。

これは若者だけでなく、セカンドライフを考える世代にとっても魅力的なポイントです。

年齢ごとの目的に合わせられる働き方

今回の記事を読んで強く感じたのは、

リゾバは「人生の一時期の選択肢」ではない、ということです。

むしろ、

それぞれの年齢、そのときの目的に合わせて使える働き方

なのではないかと思います。

たとえば、

  • 20代なら「貯金を増やすため」
  • 30代なら「一度立ち止まって環境を変えるため」
  • 50代・60代なら「社会とのつながりを持ち続けるため」

同じリゾバでも、目的はまったく違います。

環境は同じでも、使い方が違う。
ここが大きなポイントだと感じました。

なぜ「お金が減らない」のか

リゾバの構造はとてもシンプルです。

  • 寮費無料
  • 食費付き
  • 光熱費込み

固定費がほぼゼロになります。

つまり、

働いた分がそのまま残りやすい

という環境です。

収入を大きく増やすわけではなくても、支出が少なければお金は減りにくい。
これは若者にもシニアにも共通するメリットです。

シニアが歓迎される理由

観光業は慢性的な人手不足です。

記事によると、

  • 若者より長く働いてくれる傾向がある
  • トラブルが比較的少ない
  • 仕事が丁寧

といった理由から、シニア層は現場で歓迎されているそうです。
これまでの社会経験が活きる場でもあります。

楽ではない。でも合理的

もちろん、リゾバは決して楽な仕事ではありません。
雪山での立ち仕事は体力も必要ですし、安全面への注意も欠かせません。

それでも選ばれているのは、

  • 新しい環境に身を置ける
  • 社会との接点を持ち続けられる
  • 生活コストを抑えられる

という合理性があるからでしょう。

まとめ

「お金が減らない」という状態は、
高収入であることよりも、

固定費が少ない環境にいること

によって簡単につくることができます。

そしてリゾバは、若者の一時的な選択肢ではなく、
年齢ごとの目的に合わせて使える働き方になりつつあります。

人生100年時代。

働くか、引退するかの二択ではなく、
環境を選び直すという選択肢がある。

リゾバは、その一つの具体例なのかもしれません。

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